ふるさと四国でUターン起業した理由

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クルミです。

29歳になったら、

自分自身で分岐点の選択をしようと決めていた私。

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約7年、株式会社リクルートで働いていて、

続けるか。

転職をするか。

起業をするか。

 

28歳の私は、あっけなく起業を選択しましたが、

実は、

起業したくてリクルートに入ったわけでもなく、

もともと起業欲求が強くあったわけでもありません。

むしろ、どちらかというと、

私、サラリー気質ですし…(笑)

 

でも、そんな私が、結果的に

《四国でUターン起業した理由》

まとめてみました。

 


 

 

①愛する家族(父母)のいる場所を拠点にしたかったから

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東日本大震災がひとつのきっかけになりました。

その日、私は東京の本社ビル37階にいました。

それはもうすごく揺れました。

壁にはヒビがはいるし、

遠くのコンテナは煙が立つし(涙)

何が起こったのか分からず、

本気で死を考えてしまうほどでした。

そんなとき、

声が聞きたい、会いたいと思った父や母や妹や弟。

逆に、父や母に何かあってもここにいたら

私はすぐに会えないのかと。

転勤になってから、四国に帰るのは盆暮れ正月。

ここにいてはきっとこんな調子で、

慌しく年月が過ぎていってしまう。

私は何にもまだ親孝行していないのに。

今と同じように

あちこち行きながら楽しい仕事をして、

戻るところは大好きな家族のいる四国。

そんなスタイルにしたいなと思いました。

 

じゃあ四国に戻って就職したら?…

という意見もありましたが、やはり

地方へのU、Iターン就職のネックとなるのが、

これまでの経験と知識を生かした

こだわりの仕事と、能力に見合った給料。

これがとにかくマッチングしない。

ならば、起業という選択のほうが未来を感じます。

 

田舎に戻ったらつまんないよ?…

という意見もありましたが、

都会は月に1,2回いって散財すればいいんです。

東京は暮らすより遊ぶほうが、私は好き。

相当お金持ちだったら違うだろうけど、

一般的には、暮らしていたら

1DKのマンションに、満員電車通勤。

だったら、たまに遊びにいって、

素敵なホテルステイをして、

素敵なディナーをするほうが私は楽しいですね。

 


 

②自分の時間をぜんぶ自分で自由に扱いたかったから

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とにかく朝が起きたくないんですよね、わたし…(笑)

2時や3時まで飲んで、次の日7時起きとか…

もう、ストレスでしかなかったです。

「朝、すきな時間に起きた~い!」

という想いも含めて、

誰かに時間を決められる生活から

脱してみたいと思いました。

会社にいると、

安定した給料と福利厚生をいただく代わりに、

自分の時間を労働という対価で差し出しているので、

出社時間、作業時間などルールのもと

動かなくてはならない。

もちろん、自由になるということは、

また違う苦しみもありますから、

どちらが良いというわけではないですが、

一度、自分の時間を自由に扱ってみたいと

考えました。

当時は、朝9時から0時を越すまで

働くのなんてザラでした。

会社から強要されていたわけではありません。

仕事がしたくてしていましたし、

アドレナリンが出ていたので、

それはそれですごく楽しかったです。

でも28歳くらいのとき、ふと、

今はこれで楽しいけど、

このまま30代、40代も同じ生活を私は続けたいの?

と自問したとき、

あぁ、もうちょっとゆとりのある

自分らしい時間の使い方に切り替えたいなと

思いました。

おかげで、今は、あのころに比べたら

仕事に割いている時間は半分以下ですね。

 


 

③一緒に起業する絶対的味方がいたから

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パートナーのerinameccoがいたから起業できた、

といっても過言ではありません。

erinameccoに相談したとき、

「クルミさんが起業するなら、

私も一緒にやりますよ。」

とすかさず言ってくれました。

それがなかったら、

結局は、起業していなかったと思います。

最初に絶対的味方、同志、

パートナーがいるかどうか。

これは私には大きかったです。

そして、起業するにあたって必要な

「商品」「資金」「人」。

これらが退職までに揃えることができたのも

erinameccoのおかげです。

当たり前ですけど、

退職のタイミングで

起業できる条件が整っていたからこそ、

私は起業できたのですから。

erinameccoに出会えた私の幸運に感謝です。

 


 

④選択肢の中で1番想像のつかない道を選択したかったから

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私は「今が起業のタイミングだ!」と

思って選択したのではなく、

29歳で何か新しい道の選択をしよう!と

思っていただけでした。

そして、その選択の年になったとき、私には、

続ける、転職する、起業する、という

3つの選択肢がありました。

その中に、

起業という選択がリアルにあるということが、

私にとってはスゴイことだなと思いました。

なんとなく、

起業が1番チャレンジングで

想像がつかない道でしたから、

せっかくその道があるのであれば

乗っからないのはもったいないなと。

 

あと、リクルートという会社が

起業のハードルを下げてくれたのは確かです。

リクルート出身者は本当に起業する人が多いので、

起業という感覚が通常より

身近に感じられていたのも、

ありがたいことかもしれません。

 


 

⑤どうせ起業するなら早いほうがいいと思ったから

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年を重ねれば重ねるほど

慎重になってしまうのではないかと思い、

20代の今のほうが勢いもあるだろう!

という気持ちがありました。

それに、次の選択の年は、

3年後と自分で決めていましたから、

起業して3年やってみて、

もうこりゃムリだ!となっても、

まだなんとか32歳(笑)

リクルートには素敵な諸先輩方がいらっしゃるので、

32歳だったらまだ誰かが

拾ってくれるだろうというコンタンも…(笑)

もちろん30代は結婚、出産など

女性特有の環境の変化もあるかもしれませんから

29歳である、今しかないかなと思ったわけです。

(今のところその変化はありませんが笑…)

 


 

 

もちろん、起業には「夢を叶えたい!」「やりたいことを叶えたい!」という情熱が必要です。

でも、こんな風に働き方のスタイルのひとつとして、起業を選べるくらい、

今は起業のハードルは下がっていますよね。

 

起業はリスクが高い印象もあるけど、

目まぐるしくすごいスピードで進んでいく

この現代において、

今いる会社が10年後、20年後、30年後あると思う?

と考えたら、それも結構なリスクです。

 

何が正しい選択か、というのはないけれど、

一度きりの人生は、

誰でもないわたしが決める選択の連続なのだから、

自分らしく生きるための選択をしたいですね♪

 

 

クルミ