こんにちは!エリナです。
今日は、香川県琴平へ…💕

それにしても、四国内の移動って、意外と時間がかかるんです💦
●松山→琴平。2時間56時間(乗り換え込み)byエリナ
3時間って💦、グアムに行けちゃう。
●高松→琴平。1時間10分。。byクルミ
日本で一番面積の小さい県内の移動なのに…。
噂の四国内新幹線の開通に期待するクルエリ。
琴平名物?お餅を食べて待つ私💕

桜が満開の琴平駅で、クルミさんと再会💕


さて、琴平駅から歩くこと10分…
今日、クルエリは、
「第33回こんぴら歌舞伎大芝居」~5代目中村雀右衛門襲名披露~
を観に来ました💕

“こんぴらさん”で有名な香川県の琴平に、
「こんぴら歌舞伎」が行われる、旧金毘羅大芝居(きゅうこんぴらおおしばい)があります。
実は、この旧金毘羅大芝居は、天保6年(1835)に建てられた現存する日本最古の芝居小屋。

別名、金丸座とも呼ばれ、国の重要文化財の指定を受けています。
昭和60年から「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が毎年開催されるようになり、全国の歌舞伎ファンの方々がこの旧金毘羅大芝居を訪れ、春の風物詩として毎年盛況しているんですよ。

昨年のブログで少し詳しくご紹介しております💕↓↓
チケットは一人14000円✨
人気のため、なかなかチケットが手に入らないのですが、
クルミコネクションを駆使して、チケットを入手しました!
ちなみに、クルエリは去年もこの『こんぴら歌舞伎』を
二人で観に来ています💕
昨年の「こんぴら歌舞伎レポ」はこちら💕↓↓
色とりどりの歌舞伎の旗が、桜と一緒に揺れて、
風情ある風景として印象に残ります。


金丸座の前では、三越の出店で歌舞伎関連のグッズや、
お菓子、軽食などが買えます。





クルミさんがパンフレットを買ってくれました💕
善通寺商工会の皆様にすすめていただいて、
“こんぴーくん”記念撮影。

“こんぴーくん”は、金毘羅大芝居に表れた一寸(3センチ)の福の神。
「出番とあらばカブキまする。」と…。洒落てる…。
そしてこんぴーくん、私と誕生日が同じでした。(笑)
11時開演。
時間前になり、金丸座の中に入りました。



この、かがんで入る感じが、時代を感じさせますよね。
中に入ると靴を脱ぎ、“お茶子”さんと呼ばれるスタッフの方が
席まで誘導してくださいます。


席まで、平均台のような細い台をつたって歩くという
アドベンチャーが待ってます。
平衡感覚に自信がない方、けっこう怖いので滑りにくい靴下を着用下さいませ。
席からの眺めです。




クルミさんから教えて頂いたのですが、
なんと金丸座の舞台装置は、すべて手動なんだそうです。
「奈落」と呼ばれる装置なども、舞台下でスタッフの方々が手で押して
動かしているのです。
「江戸の方々はこうやってお芝居を愉しんでいたんだな」と、
タイムスリップしたような感覚になる場所です。
この金丸座は、役者さんたちの中でも「聖地」のような存在だとか。
毎年、金丸座の雰囲気に合った演目が選ばれているそうです。
さて、今日の演目はこんな感じです。

私たちは、【第一部】を観劇しました。
いよいよ一幕が開始!


一幕から三幕までの間に2回休憩があります。
私は甘酒で、クルミさんはワインで乾杯✨
不勉強で、詳しくは知らない私でも、
歌舞伎の雰囲気、役者さんの動きのすばらしさ、
日本伝統芸能の作り出す空気感に、時間を忘れてうっとりしました…。
クルミさんも、
「片岡仁左衛門様の色気溢れる流し目に心奪われてしまった…💕」と話していました(笑)
綺麗な桜を見ながら、こんぴら歌舞伎、金丸座を後にしました。


そして、こんぴらさんには登らず(笑)
周辺のお店で香川県観光気分を満喫💕

「東京からですか?」と聞かれまくるクルエリ。
すみません。地元民です‥‥。💦


地元の商店街は、シャッターが閉まっているお店が多く。


地方都市は人口が減っていくので、仕方のない側面ですね。
そんな中で、琴平の誇り、春の風物詩「金丸座」での
こんぴら歌舞伎は、この先何年も続いていくことを願います。

来年もクルミさんと、桜咲く琴平の金丸座へ、
こんぴら歌舞伎を見に来ることができますように💕